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 土木構造物標準設計第4巻(擁壁)示された標準断面図によると、天端部にh=100mmの天端コンクリートが打設されております。天端コンクリートは、天端上部からの背面水が裏込材に浸透することを防ぐ目的で設置されますので、構造上必ず必要と考えます。しかし、景観性を重視する構造物等の場合、ブロック前面までh=100mmの天端コンクリートを必ず確保する必要はないのではないかと考えます。
 社団法人全国防災協会「美しい山河を守る災害復旧基本方針 平成18年6月」P45 4.7の3)には、天端工や小口止めの仕上げについて下記の通り記述されています。
「付帯工についても、景観に関する配慮・工夫を行うことが重要であり、以下にいくつかの事例を示す」
「石積工や半割ブロック積工の場合、横帯・小口止めにコンクリートがむき出しになっていることは非常に印象が悪い景観を呈することになるので、表面の処理を合わせて、横帯・小口止めの存在がわからないように工夫する。」
 上記のように、景観性を考慮し、計画段階もしくは施工段階において、出来る限り現場打ちのコンクリートがむき出しにならない様に、天端高さから使用する製品の据付ピッチ(寸法)に合わせて施工するケースが大変多くなってきています。その場合の天端工の詳細図は下記の通りです。
図6-6 天端工の例 図6-7 天端工の例(2)
〔自然環境、景観に配慮する場合〕